ここでは携帯メールの仕組みについて紹介したいと思います。
仕組みを知ることで普段使っているメールに対する見方が変わるかもしれません。
携帯電話のメールシステムは各携帯電話会社が独自のシステムを取り入れています。
各会社が携帯メールサーバを配置して独自のプロトコルを使用しており、メールデータの中身も会社によって違います。
そのため、A社で使える絵文字がB社では使えないといった文字化けなどが生じるのです。
各社は独自のプロトコルを持っているため、自社同士のメールのやり取りのやり方では他社とは行なえません。
自社同士の場合だと携帯メールサーバが受け取ったものを、そのままメールボックスに保存すれば済みます。
一方、他社とのやり取りの場合はメールゲイトウェイといった場所に転送されます。
このメールゲイトウェイでインターネットメール形式に変換され、インターネットを通じてメールが配送されるのです。
インターネットから配送されたメールはまたメールゲイトウェイを通って変換され、やっと他社のメールボックスに保存されます。
このように自社同士のメールのやり取りと、他社とのやり取りでは経路が大きく異なってきます。
携帯電話はどの様にメールを受信しているのでしょうか?
携帯電話でメールが送られてくると、携帯メールサーバのユーザーメールボックスにメールが保存されます。
この時点でサーバーが、メールボックスにメールがあることを携帯電話に通知するのです。
電波が届かないときや携帯電話の電源が切れているときは、メールの受信はどうなっているのでしょうか?
このような場合は受信メールが携帯メールサーバのメールボックスに残されている状態になります。
この状態ではユーザーが携帯電話との再リンクが確立(センター問い合わせ)したときや、
新着メールが新たに届いた時点に、サーバーから携帯電話あてに受信通知として送られるのです。
なお、メールサーバーは最大40通〜50通までユーザーのメールボックスに蓄積できますが、
それ以上になると携帯メールサーバーは受信を拒否してしまいますので注意してください。
インターネットメールの場合はサーバーにメールを残しておくことが可能ですが、
携帯メールは一度サーバーからメールをダウンロードしたら残りませんので注意してください。
携帯電話と携帯メールボックスは1対1で対応しているので、サーバーがメールを携帯電話に送れば、残す必要はないからです。
そのため、サーバーから携帯電話にメールがダウンロードされた時点で、
サーバーはダウンロードされたメールをすぐに削除しています。